長年一緒に活動をしている蜜猫さんこと魔女さんは、音、香り、肌感、文字、数字、感触などがすべて色や光に見える「共感覚」と呼ばれる現象をお持ちです。
美しい色や光、または濁ったような黒い色が身体に重なるように見えるもの、また、霊視や占いなどで言葉で伝えるのが難しい目に見えないものを「深層アート」というかたちで表現されています。
長年一緒に活動をしている蜜猫さんこと魔女さんは、音、香り、肌感、文字、数字、感触などがすべて色や光に見える「共感覚」と呼ばれる現象をお持ちです。
美しい色や光、または濁ったような黒い色が身体に重なるように見えるもの、また、霊視や占いなどで言葉で伝えるのが難しい目に見えないものを「深層アート」というかたちで表現されています。
私は生まれつき、他の人には見えないものが見えていました。それは色や光など、目に見えないはずのものです。大人になってから、それが「共感覚」と呼ばれる現象であることを知りました。
実は、私の家族にも同じような感覚を持つ人がいます。私にとって、この特別な能力は日常の一部であり、常に色と光に囲まれて過ごしているのです。
私が風景画や人物画を描くと、普通の人には見えない色や光を描いてしまい、「真面目に描いてください」と言われることもありました。しかし、私にとっては、見えているものをそのまま描いているだけなのです。
そのキラキラとした微妙な色を表現するために、私は一生懸命努力してきました。
私は、これらの美しい色や光、または濁った黒い色が何なのか、なぜそれらが身体に重なるように見えるのか、不思議に思っていました。長年の研究を重ねるうちに、色や形には一定のパターンがあり、ユング深層心理学の「元型(アーキタイプ)」と関連していることを発見しました。
この発見を通じて、自分自身の考えや性格、過去や未来のビジョン、そして自然体な生き方がわかるようになりました。これを理解することで、心豊かに自然体で生きることができるのです。
私は、霊視や占いも行っていますが、クライアントには「言葉だけでは伝わりにくいのではないか」という懸念がありました。目に見えないものを言葉で伝えるのは難しいからです。しかし、「深層アート」として色や光を使うことで、感覚的に伝えることができるのではないかと考えています。
私の仕事のテーマは「心豊かに生きる」ことです。多くの人が、生活や仕事でそれを目指しているのに、なぜか豊かさを感じられないことが多いと感じます。お金持ちでも、私から見ると濁った水のような色をしていたり、愛に満ちたカップルでも、黒やグレーのような色を感じることがあります。
清らかな色には、無理がなく自然体で、心に余裕をもたらす「豊かさ」があります。私は、クライアントにそのような豊かさを提供するために描いているのです。
共感覚(シナスタジア)とは、ある刺激に対して通常の感覚だけでなく、異なる種類の感覚が自動的に生じる現象です。たとえば、共感覚を持つ人は、文字や音に色を感じたり、味や匂いに色や形を感じたりします。共感覚には多様なタイプがあり、これまでに150種類以上が確認されています。
私の場合、音、香り、肌感、文字、数字、感触などがすべて色や光に見えます。詩人のボードレールやランボー、画家のゴッホやムンクも共感覚者だったと言われています。これは特別な能力である一方、珍しいものではありません。